ルスタウの歴史(2/5)

このコラムでは、ルスタウの歴史について5回に渡りお届けします!

1940年、ホセ・ルイス・ベルデホの娘であるマリアが、夫のエミリオ・ルスタウ・オルテガとともにヘレスの中心地サンチアゴ地区にボデガを移します。
ビジネスは徐々に拡大していきますが、この時もまだ依然として、アルマセニスタでした。

へレスの中心地・サンチアゴ地区にあったかつてのルスタウのボデガ。現在はレストランとして使われている。

1945年、エミリオ・ルスタウはついに自社ブランドを立ち上げます。現在の主力商品であるマンサニーリャ・パピルーサ、フィノ・ハラーナ、アモンティリャード・エスクアドリーリャ、オロロソ・エンペラトリス・エウヘニアなどの商品は、この時に誕生しました。そして、1950年から輸出も開始されました。

<Mr.エミリオ・ルスタウ・オルテガ>
ホセ・ルイス・ベルデホの死後、マリアとともに事業を引き継ぎ、ボデガス・ルスタウを設立。彼は軍人としてのキャリアももち、1964年に空軍准将として退役。退役後はボデガの経営に専念しボデガの発展に尽力しました。

エミリオ・ルスタウ・オルテガ氏
当時の広告①
当時の広告②

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国際コンクール最多の受賞歴を誇るシェリー界の巨人

ルスタウ社は、1896年に一人のアルマセニスタによって設立されたスペイン屈指のシェリーメーカーです。1945年から自社ブランドのボトリングを開始し、1980年にはプレミアムシェリーの代名詞にもなっている「アルマセニスタ・シリーズ」を発表。現在ルスタウ社は、クオリティ・シェリーのベンチマークとして、最も信頼されるブランドの一つに数えられています。

2016 IWSC Best Sherry Producer
2017,2022 IWC Best Spanish Winemaker(醸造家 セルヒオ・マルティネス氏)
2017-2022 IWC Best Fortified Winemaker

生産者詳細ページ
https://milliontd.co.jp/product/lustau/

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